第30回 シーガル倶楽部チャリティーディナー レポート
- event39650
- 3月14日
- 読了時間: 6分
更新日:3月28日

■開催概要
日時:2024年9月24日(火) 受付開始 18時00分 ディナースタート 18時30分
会場 セルリアンタワー東急ホテル B2F ボールルーム
会費 23,000円(飲み物、消費税、サービス料、4,000円のチャリティー費含む)
チャリティー先:厚生労働大臣指定法人 社会福祉法人日本聴導犬協会
ご参加人数:220名
チャリティー総額:1,077,000円
【寄付金内訳】
ディナー寄付金 1,077,000円 (参加費の一部をチャリティー 4,000円×220名様および197,000円のご寄付)
■協力会社 ヴランケン・ポメリー・モノポールグループ/シャンパーニュ
セパージュ/ワイン
君嶋屋/日本酒
ユタカ株式会社/吊看板
電音エンジニアリング株式会社/音響照明映像
株式会社相沢/映像操作
合同会社ドゥーイン・アート/映像操作
日本綜合テレビ株式会社/ライブ中継
株式会社ラフト/VTR制作
■Special thanks to:
陳建太郎/四川飯店グループ
中嶋貞治/新宿割烹中嶋
福田順彦/セルリアンタワー東急ホテル
(敬称略・順不同)
■主催
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第30回を迎えた記念すべきチャリティーディナーが、無事に終了いたしました。
ご来場いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。
今回のテーマは
『陳建一さんに感謝を捧げる』。
1997年5月9日、赤坂四川飯店で初開催された「第1回チャリティー食事会」から27年。多くの皆様のご支援と、ボランティアとしてご協力くださるシェフの皆様のおかげで、長年続けることができました。
特に「中華の鉄人」陳建一シェフは、第1回から第19回まで長きにわたり料理を担当し、当チャリティーディナーを深く理解し支えてくださいました。
今回は、陳建一さんへの感謝を込め、彼に縁のある3名のシェフに思い出のお料理を再現していただきました。
また、スケジュールの都合でご参加いただけなかった落合務さんに代わり、息子の落合剛さんが特別な一品をご提供くださいました。 運営スタッフもすべてボランティアでの協力です。
そして、今回もお食事代の一部を、社会福祉への貢献に繋げようという当イベントの趣旨に多くの方がご賛同くださり、「社会福祉法人 日本聴導犬協会」へ寄付させていただきました。


日本聴導犬協会は、障がいのある方々に対し、聴導犬や介助犬を無償で提供し、継続的なアフターケアも行っています。
「補助犬の育成」と「飼い主のいない犬の救助」という二つの重要な福祉活動を担い、聴覚に障がいのある方々が安心して暮らせる社会を目指しています。
聴導犬は、聴覚に障がいがある方々に音を知らせ、日常生活を支援する役割を果たします。しかし、現状では日本国内での普及が遅れており、その存在を知っている人が少ないのが現実です。 ここ数年、新型コロナウイルスの影響により、日本聴導犬協会も多くの困難に直面してきました。補助犬を希望される方々への支援が難しくなり、協会に足を運んでもらったり、訪問して訓練を行ったりすることができず、思うように活動が進まなかったのです。
また、補助犬にとっても、人々との触れ合いは重要な仕事の一部です。しかし、支援者の方々と直接会う機会が減少したことで、関心の低下に対する不安も感じていたと言います。
補助犬の普及と育成には、引き続き多くの応援が必要です。 ボランティアでご協力くださった皆様の紹介です。
シェフ

■陳建太郎 民権企業株式会社 代表取締役
2002年 赤坂四川飯店に入社 渋谷にある「スーツァンレストラン陳」にて修行を開始
2005年 四川大学へ留学 四川省成都市にある「菜根香」で総料理長・曾国華に師事
2014年 シンガポールに「Shisen Hanten by Chen Kentaro」を出店
2016年 5年連続ミシュラン二つ星を獲得

■中嶋貞治 新宿 割烹中嶋店主
1931年 割烹 中嶋を銀座に創業 祖父より分家独立し新宿割烹中嶋を父が開店
1980年 店主に就任

■福田順彦 東急ホテルズ総料理長
1987年 シェフとして名古屋東急ホテルの開業を経験
2001年 セルリアンタワー東急ホテル開業時に総料理長に就任
2008年 「農事功労章―シュヴァリエ」を受章 副総支配人に就任

司 会

乾杯のご発声は、服部学園理事長・服部栄養専門学校校長の服部幸應氏と、ラ・ロシェル オーナーシェフの坂井宏行氏にお願いしました。お二人とも、陳建一さんとの思い出を語ってくださいました。

「À VOTRE SANTÉ(健康のために!)」
朗らかな乾杯とともに、会場ではお料理のサービスが始まります。
お料理
-3人のアミューズ -

葡萄(デェラウェア)の白和え
中嶋シェフ
陳建一の愛した棒棒鶏
陳シェフ
無花果と生ハム
福田シェフ
-前菜-

丸なすの蜀黍(もろこし)餡掛け 山椒掛け
中嶋シェフ
-お椀-

沢煮椀
中嶋シェフ
-パスタ-

第20回チャリティーで生まれたウニとフカヒレのパスタ 2024年版
陳シェフ、落合シェフ
-魚-

陳建一が料理の鉄人最後の試合で作った干焼焗虾球(エビチリグラタン)
陳シェフ
-肉-

陳さんのお気に入り特製ローストビーフ
福田シェフ
-〆のご飯-

四川飯店伝統の陳麻婆豆腐
陳シェフ
-デザート-

抹茶のムースと生姜のアイス
福田シェフ
ドリンク
シャンパーニュ / Champagne
Pommery Brut Royal(ポメリー ブリュット・ロワイヤル)
白ワイン / Vin Blanc
Chateau La Coste - les pentes douces blanc 2023
(シャトー・ラ・コスト レ・パント・ドゥース・ブラン 2023)
赤ワイン / Vin Rouge
Chateau La Coste - les pentes douces rouge 2019
(シャトー・ラ・コスト レ・パント・ドゥース・ルージュ 2019)
日本酒 / Sake
満寿泉 特撰大吟醸(火入れ)(桝田酒造店)
シーガルフォーで浄化した渋谷天然水
会場の大型スクリーンには厨房の様子が生中継され、次のお料理の調理風景やシェフの解説が映し出されると、皆様からは感嘆の声や待ちきれない様子のため息がこぼれていました。
〆のご飯として「四川飯店伝統の陳麻婆豆腐」の調理が始まるディナー終盤では、陳建一さんと親交の深かった 嘉門達夫 さんによるスペシャルライブが開催されました。
陳建一さんとの共同制作曲『炎の麻婆豆腐』を披露してくださり、会場は大いに盛り上がりました。


また、嘉門さんが持参されたCD100枚は即完売し、その売上全額を日本聴導犬協会へ寄付してくださいました。
CDをご購入くださった皆様にも、心より御礼申し上げます。
前回に引き続き、補助犬の役割を皆様にご理解いただくため、デモンストレーションをご覧いただきました。

▲靴や衣類の脱ぎ着をお手伝い
今後も聴導犬協会の活躍を応援し、一人でも耳の不自由な方がより快適な暮らしを過ごせることを、そして一頭でも飼い主のいない犬が幸せに暮らせる未来を祈ってやみません。
シーガル倶楽部からの寄付金贈呈後、日本聴導犬協会よりシェフの皆さまに感謝状が贈られました。
シェフの方々はもちろん、厨房やサービスで活躍してくださったスタッフ全員へ、大きな拍手が贈られました。

▲日本聴導犬協会の有馬もと会長と陳建太郎シェフ

皆様のおかげで今回のチャリティーディナーも無事に終えることができました。
シーガル倶楽部では、引き続き、日本聴導犬協会を応援して参りたいと思います。
これからもご支援を賜りますようお願い申し上げます。

▲最後は記念撮影
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