開催レポート
2012年9月25日 11:46:58
●つきぢ田村_2012.9.24
日本を代表する老舗料亭、「つきぢ田村」。 選び抜かれた旬の素材と、その繊細な技が トップグルメ達をもうならせると評判です。 そしてその「つきぢ田村」こそが、今回のグルメ探訪の開催場所。
予約受付の時点から、様々なお声が寄せられ みなさんの期待が伺えました。 スタッフも敷居の高い老舗に伺えると、気合ばっちり。
さてグルメ探訪当日。お天気に恵まれました。 東京メトロ築地駅2番出口より徒歩30秒に「つきぢ田村」はあります。 重厚な門構えをくぐると、そこには「五味調和」の言葉が。 “五味調和”は創業者、田村平治氏の教え。 料理の技術だけでなく、 「料理は五つの味がうまく調和していなければいけない。 それでこそ、食べるお客様はうまいと感じるものだ。」 という初代から受け継いだ料理の心がここにありました。 ※五味:甘い・酸っぱい・苦い・塩辛い・香辛料の辛みの五つの味 お部屋にはいると、素敵な絵画の数々。 1階のお部屋に飾られているのは初代が自ら筆をとったもの。 絵心があるのは、本日お料理をしてくださる3代目も。 料理はまさに芸術であるとうなずけます。
さて早速ではありますが、素晴らしい本日のお料理を ご紹介いたしましょう。
▲三代目 田村隆さん、ひとつひとつお品を説明してくださいました。 ●前菜
<前菜> 穴子すし サーモン、酢蓮根 秋刀魚梅煮 鶏チーズ焼き 渋皮栗 帆立貝しぐれ煮 しめじ当座煮 ブロッコリー浸し 子持若め浸し 華やかな気持ちにさせてくれる前菜。 何気ないブロッコリーのお浸しには、 しっかりと出汁の旨みがしみ込んでいます。
お盆にはなんとも童心にかえる演出、 スカイツリーがそびえたっておりました。 高級老舗割烹でこんな新しい演出があるなんて、 うれしいびっくりでした。 いろんな形で人に喜んでもらいたい、 そんなご主人の情熱が伝わってきました。 ●先付
鮑肝和え 塩辛にした鮑の肝と和えた一品。 ピンク色のきれいなアクセントはピンクペッパーです。 ●碗
土びんむし 鱧、松茸、鶏、豆腐、もみじ麩、三葉 すだち 「すだちのかけ方はこだわらず、お気軽に。 いかようにかけても美味しくなります。」 と田村さん。
テーブルに運ばれてくるまでも香りで存在感を主張していた土瓶蒸し。 すだちをかけると、さらに味わい深くなります。 ●造り
バラエティ 薬味いろいろ 8種類のお刺身をお醤油と、 そして様々な薬味で頂きます。 (上から時計回り) マグロ かんぱちと唐辛子味噌 あおりいかとたまねぎドレッシング 赤貝と黄身酢 いぼだい ホッキ貝とにんじんソース キンメダイ 鯛とポン酢ジュレ ●小鉢
養老豆腐 たたきオクラ いくら うま出汁 やまといもをすり、出汁と塩でお吸い物程度に味をつけたものを 寒天とゼラチンでかためた養老豆腐。 たたきオクラとイクラの鮮やかな色味が 目も楽しませてくれる一品です。 ●止
子持鮎 有馬煮 白飯、赤出し 赤だしは冬瓜。シーガルフォーウォーターでひいた出しの中に 香ばしい赤みその香りが鼻腔をくすぐります。 そして子がたっぷりとつまった鮎は有馬煮で。
有馬煮とは山椒を使った煮物のことで、 兵庫・有馬地方が山椒の名産地だったことからこの名がついたそうです。 三代目のお話しを伺うと、川魚は最低30分煮る必要があるとのこと。 甘露煮は味を絡ませるために、煮て冷ましてを繰り返すそうですが、 今日の有馬煮は火を止めずにゆっくりと煮たとのこと。 ●香物
かくや かくやは、茄子や生姜などのお漬物を千切りにして和えたもの。 お漬物で作った、お漬物です。 ●水物
メロン、西瓜ゼリー寄せ 梅酒が香るふるふるなゼリーの中に、 彩美しいス イカとジューシーなメロンがたっぷり。 ブルーベリージャムがアクセントに。 グラスの底には、ココナッツミルクのプディングが沈んでおり 嬉しいサプライズとなっています。
つきぢ田村には、評判と寸分たがわぬ美味しいお料理、 美しい日本の技がありました。 そしてもうひとつ、是非ご紹介したいとおもったのが 女将、若女将を筆頭にしたサービスの皆様の 温かいおもてなし、細やかな気遣いです。