2013年10月16日 17:22:42
2013年9月10日 シーガル倶楽部 第22回チャリティーディナー レポート
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■開催概要:
日時:2013年9月10日(火) 19:00開宴
会費:15,000円(チャリティー費1,500円含む)
チャリティー先:社会福祉法人日本聴導犬協会
ご参加人数:307名
寄付金総額:791,010円
【寄付金内訳】
■シーガル倶楽部(寄付金額)474,000円
※1,500円×306名+15,000円
今回キャンセルされた1名様が、お支払になられた参加費全額を寄付してくださいました。
■HUE CD販売 6,360円 ※売り上げの20%
■(株)ベストランとっておきの塩ラーメン販売 17,600円 ※売り上げの20%
■募金箱(寄付金額)93,050円
■セントラルインターナショナル(株) 200,000円
■特別協力
セルリアンタワー東急ホテル/会場提供・料理協力
■Special thanks to:
神谷 昌孝/乃木坂神谷
落合 務/ラ・ベットラ・ダ・オチアイ
陳 建一/赤坂四川飯店
福田 順彦/セルリアンタワー東急ホテル
あおい 有紀/司会
ナカゾノ アキミチ/写真
LEVERRE/ワイン
(株)ラフト/オープニングVTR
(敬称略・順不同)
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皆様のご協力に支えられ、今回で22回目の開催を迎えることが出来ました。
今回より、当チャリティーの名称を永らく親しんできた「チャリティー食事会」から、
「チャリティーディナー」に改め、さらなる会の充実とともに
一層の社会福祉・動物福祉に取り組んで参ります。
どうぞ引き続きの皆様のご支援をお願い致します。
さてほんの一部ではございますが、
第22回のチャリティーディナーの様子を皆様に報告させていただきます。

▲セルリアンタワー東急ホテル地下2階「ボールルーム」
今回は異なる和仏中伊の4つのジャンルのシェフによる
スペシャルコラボレーションコースと完璧なマリアージュを演じるワインの数々をご用意。
まさにこの場でしか味わえない、「究極のフルコースディナー」を
会の趣旨に賛同いただいたユーザーの皆様にお楽しみいただきました。

▲(左から)
福田シェフ(仏・セルリアンタワー東急ホテル 総料理長)
神谷シェフ(和・乃木坂神谷 店主)
陳シェフ(中・赤坂四川飯店 代表)
落合シェフ(伊・ラ・ベットラ オーナーシェフ)
今回のオープニングでは、チャリティー先である
社会福祉法人日本聴導犬協会が10年前に作成し、音声がききとりにくくなっていた
聴導犬紹介ビデオの音声をリニューアルしてご覧いただきました。
私たちの日常からはなかなか想像できない様々な困難を、
聴導犬の貢献で克服されたエピソードの数々をご披露いただき、
ハンカチで涙をふかれる参加者の姿も見られました。
聴導犬候補犬はほとんど全てが保健所から選ばれてきた犬達。
人間の勝手な都合で捨てられたにも関わらず、
人と積極的に関わり貢献することを喜びと感じてくれる純粋な犬たちにも、
幸せになって欲しいと、心より願わずにいられません。

▲司会をつとめてくださったあおい有紀さん、今回で3回目になります。
このシーガル倶楽部チャリティーディナーでは、
聴力に障害を持たれる方はもとより、動物福祉に役立てるため、
コースメニューのうち一皿分の代金をチャリティーに充てさせていただいております。
今回の参加費は15,000円ですので、
1名あたり1,500円が日本聴導犬協会に寄付される仕組みになっております。
会の趣旨を説明し、
聴導犬の意義と高い能力についてご理解をいただけたところで、
シーガル倶楽部プレゼンツ・チャリティーディナーの始まりです。

▲4人のシェフ紹介&ご挨拶
「300名分のパスタをアルデンテでお届けします」というラ・ベットラ落合シェフの宣言に始まり、
神谷さん・陳さん・福田シェフから、
本日のお料理の特徴やこだわりから歴史背景、
本日だけの特別アレンジについてのご説明をいただきました。

▲ワインを知り尽くしたLEVERREの山田氏から本日のワインの説明
また和仏伊中の多様なシェフのお料理に合わせて用意された4種類のワイン。
ソムリエ山田氏から丁寧な説明をいただき、
究極のフルコースとのマリアージュにますます期待が高まります。
シャンパーニュ「リナール・ゴンティエ」
ランソンという生産量の多いメーカーが、プライベートにこだわって
少量のみ作られたコクとバランスに優れた逸品。
前菜2品と共にお召し上がりいただきました。
白ワイン「ピューイヒュメ キュヴェ XXL 2012 エドモン・フィジェ」
フランス西部ロワーヌ地方ピューイヒュメ村のこだわりの
50年超の古木から作られたコクのある白ワイン。
陳さんのお料理にマッチする繊細ながらもしっかりしたワインです。
赤ワイン「サヴィニーレボーヌ レ・ブルジョ 2010 シモンビーズ」
仏ブルゴーニュワイン。奥様が日本人ということもあり、
日本に縁の深い作り手、ドメーヌ・シモンビーズによるもの。
落合さんのパスタとともに。
赤ワイン「シャトー シャス・スプリーン 2010」
仏ボルドーのフルボディーワイン。
直訳すると憂いを払う意となりますが、近年では皆さんに幸運をもたらす、
幸運を分かち合おうという意味で用いられる美味なるワインです。

乾杯のご発声はセルリアンタワー東急ホテルの野々辺総支配人。
13年目を迎えられたセルリアンタワー東急ホテル様も、
一層の地域貢献をテーマに取り組んでいかれるとのことでした。
それでは当日にご賞味いただいた、2年ぶりの異なるジャンルのシェフによる
特別“コラボレーションコースメニュー“の詳細をご覧ください。
【 本日のメニュー 】
1. アミューズ(伊:落合シェフ)

▲クリックで大きいサイズのメニュー表がご覧いただけます。
ホワイトアスパラのバンナコッタ 温泉卵入り
Panna cotta di Asparagi Bianchi

上に載っているのは、ウズラの卵の温泉卵。
卵を崩してお召し上がりいただきました。
2. 冷たい前菜(和:神谷シェフ)
練りくるみ べっこうあんかけ
炙り帆立 サーモン 水茄子
とんぶり 海老 しめじ
ズッキーニ 菊花ちらし とき山葵
胡桃に葛を加えゴマ豆腐のように練ったものを下に敷き、
丸なすを焼いたものにホタテ貝、サーモンは出汁に一晩漬け乾燥させてから
炙ったものや茹でた巻き海老を載せています。
青みはズッキーニ。その上に和風の鼈甲餡がかけられ、
畑のキャビア(とんぶり)・菊の花を散らしています。
山葵を混ぜながらシャンパーニュとともにお楽しみいただく一品。
3. 温かい前菜(中:陳シェフ)
群馬県産加藤ポークバラ肉の旨辛醤油がけ~細切り野菜添え~
雲白加藤肉

4. 幻の一品(和:神谷シェフ)
湯葉新丈 鯛 かもぢ松茸 ふり柚子 海老 新取菜二味
湯葉新丈は湯葉と昆布締めした鯛を合わせて蒸したもの。
さらに細切りにした松茸をお吸い物のお出汁の中でさっと茹でて、
かもぢ様にします(かもぢは和装の女性の頭に使う飾り)。
湯葉新丈の上に温めたズワイガニと裏側に鱧のすり身を塗った新取菜。
その上にかもぢ松茸を敷き詰め、松茸を炊いたお出汁をそそいだもの。
5. 魚のお料理(伊:落合シェフ)
オマール海老、海老団子入りアメリケーヌソースのスパゲッティ
Spaghetti alla Americane con Astaco di Mare
1回につき20人前ずつ、ソースと和えていきます。
ソースは出汁の旨みが凝縮された、まるでオマール海老のビスク。
リゾットにしても、魚料理と合わせても絶対美味しいお墨付きのもの。
落合シェフからは
おいしいパスタを自宅で作るコツも教えていただきました。
ひとつは麺をゆでる際に沸騰を保つこと。
そしてソースを和える時間に入り続ける余熱を考慮して、
30秒前くらいに湯から上げるようにするのがおすすめとのことでした。
なお、今回は甲殻アレルギーの方に配慮した
“トマトのソースにモッツァレラ&パルメザンチーズ・バジリコを
加えたフレッシュなソース”もご用意いただきました。
6. 肉のお料理(仏・福田シェフ)
牛頬肉のパルマンティー風、高貴なトリュフの香りと共に
Joue de boeuf en parmentier de aux truffes
赤ワイン(およそ5本)で牛の頬肉2頭分を4,5時間かけて煮込み、
粗熱をとった後、ほどほどに崩し
セルクルに敷き詰めたベークドポテトの上に詰めます。
最後にフライパンでポテトの面に焼きを入れ、完成です。
手前は大根で作られたソースケース。
その上は、秋の葉をイメージした茹で人参の蓋になっています。
7. スペシャル陳定食(中・陳シェフ)
コラーゲンたっぷり牛スジ入り陳マーボードーフ~ご飯と漬け物とともに~
陳式牛筋豆腐
チャリティーディナーおなじみの陳定食。
今回は甜麺醤で味付けされた豚挽肉と
茹でた牛筋を加えた特別バージョン。
さらに今回は、福島の復興に役立つ福幸豆腐と
香りがとても良いと菰田総料理長が直接買付けた
国産和歌山の山椒を使用されています。
8. デザート(仏・福田シェフ)
さくらんぼ風味のピスタチオムース ヴァニラたっぷりのアイスと共に
Mousse de pistache à la cerise, soufflé glacé aux vanilles
赤いドームは6月からお酒に漬け込んだダークチェリー。
中にはグリーンのピスタチオのムースが入っており、
見た目にも美しく仕上がっています。
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当会名物の厨房中継は今回も大好評。
前回に引き続きノンストップでご覧いただく、落合シェフによるパスタ300人捌き。
今回は陳さんとともに
スーツァンレストラン陳(セルリアン東急ホテル)総料理長の菰田シェフが
お手伝いしてくださいました。
中華鍋でパスタを和えることへの驚きとともに、
その絶妙な技術に会場からはどよめきが・・・。

▲出来上がったパスタをいち早くお客様のもとへお届けするために全力疾走。
各シェフとも自慢の料理をさらに美味しく味わっていただくための順序や方法、
こだわりの素材解説や家庭料理にすぐに応用できる
プロならではの一工夫をご披露くださいました。
さらに今回はサプライズライブをご用意致しました。
チャリティーでイタリア仕込みの本格熱演をご披露してくださったのは
韓国のオペラポップスデュオHUE(ヒュ)。
一曲目の「乾杯の曲」から会場全体が盛り上がり。

▲日本語で歌われた「春の風」の作曲は“愛の水中花”の小松原先生です。
オリジナル曲と合わせ、全4曲をご披露いただきました。
さてライブの余韻が残る中、
日本聴導犬協会の有馬会長からのご参加の皆様への御礼の言葉とともに、
全国聴導犬ユーザーの会会長の岸本様からお話をいただきました。

▲全国聴導犬ユーザーの会会長の岸本様と聴導犬のしん君
岸本様は聴導犬のしん君が貸与されたことで、
さまざまな生活の不安も解消され、安心して生活できるようになったと
その聴導犬と共に暮らす喜びを語ってくださいました。
岸本さんのお話によると
3.11の震災では同じ耳の不自由な方がサイレンや避難の指示が届かずに
多くの方が逃げ遅れ、被災されてしまったそうです。
現在聴導犬は全国で約51頭が活躍するのみ。
(H25.10.1現在。最新情報は厚生労働省のウェブサイトでご確認いただけます。)
多くの聴導犬がこれから育ち、活躍することを願わずにいられません。
また、当会会長の引地が皆様の代表として命名させていただいた、
“未来ちゃん”もただいま元気に訓練中とのことです。
いつの日か、会場で会える日が楽しみです。
さてチャリティーディナーもクライマックス。
聴導犬協会からの感謝状贈呈。
ご協力いただきました4名のシェフの皆さんと
ご寄附いただきましたセルリアンタワー東急ホテル、
そしてセントラルインターナショナル株式会社へ贈呈されました
シーガル倶楽部からの寄付金以外に今回は
セントラルインターナショナル株式会社様より20万円、
セルリアンタワー東急ホテル総支配の野々辺様から、

▲日本聴導犬協会会長 有馬もと様からの感謝状授与及び記念品贈呈シーン。
外国人お客様が置いて行かれた枕銭をご寄付いただきました。
有難うございました。
最後にはこの会を支えてくださった厨房スタッフの登壇です。
裏で支えていただいた、全てのスタッフの皆様に心より感謝申し上げます。
補助犬のカテゴリーの一つとして徐々に認知が浸透してきた聴導犬ですが、
その数はまだまだ足りていないのが現状です。
今回のチャリティーディナーを通して、
また一人でも多くの方に聴導犬の役割や必要性について
ご理解いただけたようでしたら幸いです。
来年も美味しく、楽しく、そして社会貢献につながるイベントとして、
シーガル倶楽部チャリティーディナーを催しますので、
ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。
シーガル倶楽部では、引き続き日本聴導犬協会を支援させていただきます。
どうぞ末長くご支援賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
チャリティーレポート